2021年2月18日(木)にかすみミュージックスクールリトミック指導カレッジⅡの第5回目のセミナーをオンラインで受講しました。
こちらのリトミックは主に、ピアノにつながるリトミックに重点を置いているリトミックです。
こちらのリトミックでは紙芝居を読んであげてその絵に合った曲を弾いて、ピアノに合わせて動く、という項目があるのですが、今回のセミナーは主に紙芝居のやり方についてのセミナーでした。
それでは早速どのようなセミナー内容だったかをご紹介していきたいと思います。
かみしばいのリトミックのやり方
紙芝居をつかってどのようにリトミックをやっていくのかをご説明します。
まずは「うさぎ、ぞう、あり」さんという紙芝居を用意します。
しかしこのような紙芝居は売っているわけではないので、自分で画像を用意する必要があります。
例えば
このようなうさぎのフリー画像をとってきてもかまいませんし、絵が得意な先生は絵をかいてあげるのもいいと思います。
そして「うさぎ、ぞう、あり」の画像、もしくは絵がそろったら、それを子供たちに見せて紙芝居のようにお話していきます。
しかし紙芝居と行っても特に台詞が用意されているわけではないので、この絵を見て生徒さんと「うさぎさんてどんな感じ?」とか「どんなふうに走るかな?」などうさぎさんのイメージを一緒に考えて行ってください。
そしてイメージができたらうさぎの「ぴょんぴょん」走る感じの軽めの曲を弾きます。
この紙芝居は「うさぎ、ぞう、あり」なのでそれぞれの動物で音域を分ける必要があります。
ですのでこの紙芝居ですと、うさぎさんは中音域で弾くのがいいと思います。
そして次の同じようにぞうさんの画像、もしくは絵をみせて同じようにぞうさんのイメージを膨らまします。
「ぞうさんてすごく大きいよね~!」とか「ずしんずしん!って歩くよね~!」といったようにイメージを膨らまします。
そのあとは、ぞうさんのイメージに合った曲を弾いて一緒に身体を動かします。
ぞうさんの曲のイメージは低音域で重々しく弾くのがいいと思います。
最後にありさんの画像、もしくは絵をみせて同じようにイメージを膨らまします。
「ありさんはちょこちょこ動くよね~!」とか「すごく小さくて軽いよね~!」などという言葉がけをしたり、生徒さんと一緒にイメージを考えてありさんに対するイメージを膨らまします。
イメージが膨らんだらありさんのイメージの曲を弾いて一緒に身体を動かします。
ありさんのイメージですと、高音域でトリルのようにちょこちょこ弾くのがありさんのイメージに近づけると思います。
このようにして毎月ごとに色々な紙芝居を用意して、その絵に対してのイメージを膨らまして曲を弾いて一緒に身体を動かすという内容でした。
まとめ
今回のセミナーではこの紙芝居のやり方を細かく説明してくださいました。
こちらのセミナーに参加すると年間指導計画のレジュメをいただくことができます。
そちらに1か月ごとの紙芝居の題材が表記されています。今回の記事ではそちらをのせることはできませんのでご了承ください。
かすみミュージックスクールリトミック指導カレッジⅡでのリトミックの紙芝居というレッスンの題材では、色々な動物の紙芝居を使って、絵からイメージを膨らませることが大切だと思いました。
またその絵をみてイメージしたことをきちんとピアノの曲に合わせて身体で表現することが大切だと思いました。
そのイメージしたりピアノに合わせて身体を動かすことで、ピアノを弾くときに曲のイメージを大切に、リズム感を大切に演奏ができるようになると思います。
あらためてリトミックの大切さを実感することができ、とても勉強になりました。
こちらのセミナーはとても勉強になりますので、受けようか悩んでる方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。