こんにちは。須藤ピアノ教室主宰の須藤広大と申します。
今回はロシア奏法によるピアノ教本はじめの一歩を使った、大人の生徒さんのレッスンについて記事を書いていきたいと思います。
ロシア奏法によるピアノ教本はじめの一歩を使う理由
大人の生徒さんでピアノを始められる方は大体この曲が弾きたいという明確な目標があってピアノを始められる方が多いです。
目標があるのはとてもいいことですが、弾き急ぐあまり今の自分のピアノの技術よりも、とても高度な曲をすぐに始めるのはあまりいいとは思いません。
子供の生徒さんが大人になって、自由に曲を弾けるようになるまでに何十年もピアノの弾き方を学んでいるのに対し、大人の生徒さんは理解が早いがゆえにその基礎の部分を飛ばしてしまうことが多いです。
一時はその方が近道に思いますが、長い目で見ると基礎からじっくりやってから、自分の弾きたい曲を弾いたほうが近道だったりします。
それくらいピアノの奏法の基礎は大切です。
難しい曲ばかり弾いてればうまくなれる、と思うかもしれませんがそうではありません。
難しい曲を弾いているときは弾くことにだけ精一杯になりすぎてピアノ奏法の基礎を気にしている暇がなくなってしまいます。
ピアノ奏法の基礎を学ぶのであれば弾くのに精一杯にならないくらい簡単な曲で勉強するのが一番いいです。
そのピアノ奏法の基礎を一本の3の指から学べるのが、このロシア奏法によるピアノ教本はじめの一歩になります。
この教本を使って左右の5本の指の弾き方をじっくり学ぶと変に力んで力が入りすぎてしまうことを緩和することができます。
5本の指をきちんと育てるといろんな曲に応用ができるので曲の仕上がりも早くなりますよ(^^)
ロシア奏法によるピアノ教本はじめの一歩を使ったレッスン
ピアノを始めてから2か月の生徒さんです。
ロシア奏法によるピアノ教本はじめの一歩を使っています。
はじめピアノを弾くときは手首や手が硬かったですが徐々に力みがなくなってきました。
ピアノを弾いた後に手首から抜くことも徐々にできるようになりました。
3の指で弾いて手首から抜くことで、音が硬くならずに、伸びのある音も出せるようになってきました(^^)
これからもこの調子で頑張ってどんどん上達して欲しいです(^^)