この記事では我が子がピアノ教室に通っているけど、自宅での練習の方法や練習時間がわからないという方のために解決法をご紹介します。
お子様が小さいころからピアノを習い始めたときに、自宅での練習方法や練習時間について悩まれる親御さんは多いと思います。
小さい子になかなか集中しなさいと言っても集中できないものです。
集中しようとするのではなく自然に集中できるように練習を進めることが大切です。
この記事では我が子がピアノ教室に通っているけど、自宅での練習の方法や練習時間がわからないという方のために解決法をご紹介します。
ピアノを弾くことを習慣化する
ピアノを練習するには習慣化してあげることが大切です。
人間の脳は忘れやすいので、練習して何日か練習しない日が続くと覚えたことも忘れてしまいます。
そうすると次に練習するときに思い出すだけで時間をとられてしまい練習も前に進みません。
習慣化するには毎日の生活の中に練習を取り入れてみてください。
毎日の歯磨きだったり、教育テレビを見始める時間だったり、小さい子でも習慣化していることは多々あります。
そのなかにピアノを弾くということを組み入れてみてください。
例えば「幼稚園、保育園から帰って来たらピアノを弾く」とか、「このテレビが見終わったらピアノ弾こうね」とか、「夕食の後はピアノの時間ね」など取り入れ方は様々です。
私は3歳からピアノを習っていましたが幼稚園から帰ってきて少しテレビを見たあとに、ピアノの練習をすることが日課になっていました。
このように日常に取り入れてあげるとピアノの練習がしやすくなります。
ピアノの練習時間の決め方
小さい子の集中力は長く続くものではありません。
これは実際に通われているお教室の教材の量にもよりますが、練習時間は長くて30分、最低でも15分は取ってほしいところです。
練習時間はお子様が継続できそうな時間を一緒に決めるか、お教室で出された宿題を実際にやってみてかかった時間から決めるのがいいと思います。
た全体を通すだけの練習や、練習時間だけを意識した練習は効率的ではないです。
私は最初に時間で決めるよりも、お教室で出された課題をすべてやり切れるかで時間を決めるのがいいと思います。
時間だけを目標にするのではなく、どのような練習や課題をやるか、内容によって練習を組み立てるといいです。
自宅での練習の仕方
お教室でのレッスンは多くて週1回の方が多いと思います。
ピアノ教室に通っていてもご自宅で練習していただく時間の方が圧倒的に長いので、自宅での練習の時間の確保や練習方法が大切になります。
レッスンでは自宅で練習した成果を、見てもらうという形でレッスンに臨むと進度も早くなります。
またお子様が小さい場合自分で考えて練習するというのは難しいです。
それができるようになるまでは、親御さんが練習に付き添ってあげてほしいです。
次のレッスンまでにしっかり練習してレッスンに臨みたいですよね。
音楽を楽しむ
小さいお子様はは基本的にみんな歌が好です。今の教本には歌詞付きの教本がほとんどです。
レッスンでやった曲を一緒に歌ってあげるだけでもとても喜びます。
私は「まいぴあの」という教本を使ってまず絵を楽しんでから歌を歌って、最後にグーの手でピアノを弾いてもらっています。
この「まいぴあの」は小さいお子様に本当におススメです。
曲想を膨らませるための絵は枚ページ違う画家の方が描いてくださっているので様々なタッチの絵が楽しめます。
曲も枚ページ違う作曲家の方に書いてもらっているので、様々な曲に触れることもできます。
また3歳から無理にピアノを弾かせると身体がまだ発達途中のためピアノの鍵盤の重みを支えきれず変な癖がつきやすいのですが、「まいぴあの」はグーの手でピアノを弾くクラスターを採用していますので自然にピアノの弾き方を覚えられます。
お子様が小さいうちは自宅では一緒に歌を歌ってあげたりリズムをたたいてあげたりしてうまくお子様と寄り添って練習を進めてあげるといいです。
先生から出された課題を直す
レッスンに行くと必ず課題が見えてきます。
今日は音符が読めなくて弾けなかったとか、まだリズムが理解できてないなど様々です。
そうした課題を親御さんも一緒に把握して、レッスンで出来なかったことを次のレッスンまでにはできるように、自宅で一緒に練習に付き添ってあげてください。
小学生くらいになり学校に行き始めると、自分で課題を見つけながらできるようになっていきますので、それまでは親御さんが練習に付き添ってあげることが大切です。
手の形は常に意識する
手の形はお子様が小さいうちはしっかり見てあげないと変な癖がつきやすいです。
癖というものは一度つくと直すのにとても時間がかかり、本人にも負担がかかります。
小さい子はどの弾き方が正しいかなかなか客観的には見れませんので、親御さんが見てあげて正しい手の形でない場合は正してあげてください。
しかし小さいうちはとにかく自由に弾かせたいという方もいます。
自由に弾かせるのも大事ですが、癖がつかないようにしてあげることもとても大事です。
のちのち曲が難しくなってきた時に苦労するよりも、小さいうちから正しい弾き方で弾くことで、曲が難しくなってもそんなに苦労せずに弾けた方が将来的にはいいですよね。
是非小さいうちから手の形も意識してみてください。
まとめ
この記事では幼児がピアノの練習するときの方法や練習時間についてご紹介してきました。
まとめると以下の通りになります。
練習時間については、
①ピアノの練習を習慣化してあげる。
②ピアノの練習の時間は15~30分を目安にするが、時間だけを目標にするのではなく、どのような練習や課題をやるか内容によって練習を組み立ててあげる。
自宅での練習の仕方は、
①小学生になるまでは親御さんが練習に付き添ってあげる。
②「まいぴあの」など曲を楽しめる教材を使って音楽を楽しむ。
③先生から出された課題を次のレッスンまでに直す。
④変な癖がつかないように正しい手の形を常に意識する。
以上になります。
この記事を参考にしてお子様のピアノが上達してくれると嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。