2020年10月28日にかすみミュージックスクールのピアノ指導カレッジの、オンラインセミナーを受講しました。
セミナーは12時から14時の2時間のセミナーでした。
導入期のピアノ指導のやり方を学ぶことができとても勉強になりました。
それでは第1回目のセミナーの内容と、感想をまとめていきたいと思います。
使用教材
主に使っていく教材は石黒先生が著者である「まいぴあの」シリーズと音符カードを使っていきます。
こちらの教材は石黒先生のこだわりがつまった教材となっております。
そのこだわりとは何かというと、主に特徴的なのは枚ページの絵と曲が、違う画家の方や作曲家の方により書かれているというところです。
やはり同じ方の絵だとタッチも似たようになってしまったりするので、それを避けるために色々な画家の方にお願いしているということです。
また曲も小さいころから色々な曲想に触れてほしいという思いから、色々な作曲家の方に作曲を依頼をお願いしたそうです。
やはり同じような絵のタッチや曲だけに触れていると偏ってしまいますので、色々な絵や曲に触れられるこの教材はとてもいいなと思います。
まいぴあの ぷれ①の特徴
この教材は3歳を過ぎたら使えるピアノメソッドとなっております。
「弾く」以外の要素を取り入れながらバランスよく学ぶことを目指しています。
想像する → イラストから物語や歌詞を考える
音を聴く → 響きを感じる、音の強さや長さに注意を向ける
音で表現する → 弾く、歌う
音楽のルールを理解する → 楽譜を読む、書く
これらのことを総合的に、適切なタイミングで学べるように組まれているのが特徴です。
音符カードの使い方
音符カードをやるときに最初にやるべきことは「ど、れ、み、ふぁ、そ、ら、し、ど」を順番に言えるようにすることです。
「ど」から順番にカードを並べて上がる音列「ど、れ、み」を言えるようにします。
それができたらどこの音からでもいえるようにします。
詳しくはこの音符カードを購入すると音符カードの使い方が書いてありますのでそちらを見ていただくといいと思います。
セミナーの主な内容
セミナーではこの「まいぴあの ぷれ①」の曲を実際に先生が歌って、この曲ではどのような勉強をするのかなど説明しながらお手本を見せてくださいました。
さすがに全曲を説明していく時間はなかったので、曲を抜粋しながらの説明でした。
また新しい曲を見るときの手順の説明もありました。
まずは新しい曲をする時は、絵を見てお子様と色々絵について話して、想像力を膨らませてくださいとおっしゃっていました。
そのあとに一緒にお子様とリズムをたたきながら曲を楽しみ、自分の弾くタイミングがわかったら、実際に弾いてみてくださいということでした。
リズムをたたくときは空間の認知を大事にしてくださいということでした。
この「まいぴあの」の教材にも曲のやり方が書いてあります。
そちらには実際に弾く前に、実物大の紙鍵盤で弾くタイミングと力の抜き方を練習してから、実際のピアノで弾くといいと書いてありました。
まとめ
私はこの「まいぴあの」という教材はとてもよく考えられて作られていて今後導入で使っていきたいと思いました。
なによりこのピアノ指導カレッジのセミナーに参加して、先生のこの教材にかけた労力とこだわりを感じることができました。
また曲の進め方や各曲の特徴などを著者の方から直々に教えてもらうことができとても勉強になりました。
次回のセミナーも楽しみに日々勉強を続けていきたいと思いました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。