ピアノを習い始める時に電子ピアノの購入を検討している方も多いと思います。
今電子ピアノは各メーカーから多くの種類が発売されています。
電子ピアノの価格帯は安いもので5万円から高い本格的なものでは30万円します。
それぞれの価格帯で特徴が変わってきます。
またその人の用途によっても検討する値段も変わってくると思います。
そんな電子ピアノの購入で悩んでいる方のために選び方をご紹介していきます。
電子ピアノの選び方
電子ピアノを製造、販売しているメーカーは主に5つあります。
ヤマハ、カワイ、コルグ、ローランド、カシオの5社です。
各メーカー鍵盤のタッチや音色、デザイン、価格など力を入れている分野は違います。
私の触った感じだと確かに鍵盤の主にや音色に多少の違いはありますが、各メーカーに差があるというよりも、値段によって差があるといった感じです。
比較的安い電子ピアノでしたら鍵盤は軽めですし、高ければグランドピアノにより近いタッチが得られるものが多いです。
安ければ鍵盤は樹脂素材ですし高ければ鍵盤が木製だったりするわけですので。
鍵盤のタッチや音色に関しては完全に人の好みによるものですので、実際に店舗に行って気になる電子ピアノを弾いてみて、実体験することが電子ピアノを購入する上では一番いい方法になります。
私もネットでいろいろな電子ピアノを調べましたが結局は触ってみないと決められませんでした。
触ってみると事前にネットで調べてあまり気になっていなかった電子ピアノが、意外とよかったりといったことがありましたので、本当に実際に触ってみないとわからない要素が多いです。
今は島村楽器など大きな楽器店に行けば店頭にたくさんの電子ピアノが並んでいますので、色々弾いてみて決めるといいと思います。
次からは電子ピアノを選ぶ際に注意すべき点についてご紹介します。
鍵盤のタッチ
鍵盤のタッチとは鍵盤を押した際の鍵盤の重さだったり弾き心地のことです。
ピアノを選ぶ際にはこの要素が一番重要になります。
比較的価格が低い電子ピアノは鍵盤が樹脂素材で軽めに作られており、高価なものは木製でグランドピアノに近いタッチのものが多いです。
これは本当に実際に弾いてみて実感するしか判断する基準はありません。
また本格的にピアノをする人と趣味程度に楽しくやりたいという人でも判断基準が変わってきます。
ですので店舗で実際に弾いてみて、自分の目的に合った電子ピアノを選ぶのが一番いいと思います。
音色
音色は2番目に重要な要素です。
グランドピアノは弾き方によって無数の音色を出すことができます。
電子ピアノの場合はピアノの音を録音してスピーカーから音を出しているので音色の幅が限られます。
こちらも比較的価格が低い電子ピアノは音色の幅が少なくなり、高価なものほど音色の幅は広がります。
電子ピアノの丈夫さ
電子ピアノを選ぶ際は電子ピアノを支えている脚にも気をつけて欲しいです。
電子ピアノの脚が弱いと弾いているときにぐらぐらしてきます。
本格的な曲を弾く場合にぐらぐらしていると余計な雑音も入りかなり気になります。
比較的価格が低い電子ピアノは脚がもろく、高価なものほ脚が頑丈に作られています。
電子ピアノを選ぶのは用途で決まる
結局はどのくらい本格的にピアノをやるかで選ぶ電子ピアノは変わってきます。
お子様が小さいころから本格的にピアノをやろうとしている人が5万台の電子ピアノを買ってもいづれ性能に物足りなさを感じてしまうときが来ますし、趣味程度で軽く楽しくピアノを習いたい大人の方が30万円の電子ピアノを買っても性能を使いきれない可能性が高いです。
電子ピアノの選び方はパソコンみたいなもので、ネットサーフィンしかしない人は比較的安いパソコンでもいいし、動画編集やゲームなどクリエイティブな作業をする人は、高いパソコンを買ったほうがいいですよね。
電子ピアノの選び方もそれとよく似ています。
大人の方で趣味程度に軽くピアノを弾く方
このような方は5~10万円くらいの比較的軽めに作られた電子ピアノがおすすめです。
低予算でピアノを始めたり、本格的な曲は弾かないという方におすすめです。
またピアノの置き場所に困っている方も比較的持ち運びしやすいのでおすすめです。
島村楽器のホームページで電子ピアノの一覧が検索できますのでこちらをご参照ください。
こちらのサイトでは値段別、用途別に電子ピアノを検索できます。
島村楽器のホームページで電子ピアノの一覧が検索できますのでこちらをご参照ください。
こちらのサイトでは値段別、用途別に電子ピアノを検索できます。
https://store.shimamura.co.jp/ec/Facet?category_0=11150101000
趣味で初めた方でこれからの上達を目指している方
最初は軽めに趣味で初めたが、これからどんどん上達していきたい方は10~20万円の電子ピアノがおすすめです。
このような方はあまり低価格の電子ピアノを買うとのちのちに物足りなさを感じてしまう可能性が高いです。
先を見据えて少しいい電子ピアノを購入するといいでしょう。
島村楽器のホームページで電子ピアノの一覧が検索できますのでこちらをご参照ください。
こちらのサイトでは値段別、用途別に電子ピアノを検索できます。
https://store.shimamura.co.jp/ec/Facet?category_0=11150101000
それなりにクラシックを弾いたり本格的な曲を弾く方
私は本格的にピアノを弾くのですが、数年前に7万円のカシオの電子ピアノを購入しました。少し難しい曲を弾くと鍵盤はガタガタするし、足はガタガタするし音色の幅は狭いしでかなり物足りなさを感じます。
そのような方はピアノの脚もしっかりした20~30万円の本格的な電子ピアノを選ぶことをおススメします。
島村楽器のホームページで電子ピアノの一覧が検索できますのでこちらをご参照ください。
こちらのサイトでは値段別、用途別に電子ピアノを検索できます。
https://store.shimamura.co.jp/ec/Facet?category_0=11150101000
これからピアノを習うお子様
これからピアノを習うお子様は先を見据えて20~30万円の本格的な電子ピアノを選ぶことをおススメします。
お子様が小さい頃は耳や手の感覚が非常に発達する時期です。
そのような時期に良いピアノの鍵盤に触れたり、音を聴くことはのちのちその子にとって大きな財産になります。
ピアノは小さいころにしか身に着けられない要素がとても多い習い事ですので是非いいピアノに触れさせてあげてください。
本当はアップライトピアノやグランドピアノが理想ですがなかなか難しいので、電子ピアノを買おうとしている方は本格的な電子ピアノを買っておくとのちのち後悔することはなくなります。
島村楽器のホームページで電子ピアノの一覧が検索できますのでこちらをご参照ください。
こちらのサイトでは値段別、用途別に電子ピアノを検索できます。
https://store.shimamura.co.jp/ec/Facet?category_0=11150101000
まとめ
ここまで電子ピアノの選び方についてご紹介してきました。
まとめると以下の通りになります。
電子ピアノを選ぶ際に気を付けたいこと
①鍵盤のタッチ
②音色
③電子ピアノの丈夫さ
以上の3つの点を気を付けてください。
電子ピアノの目的別におすすめな価格帯は以下の通りになります。
①大人の方で趣味程度に軽くピアノを弾く方→5~10万円
②趣味で初めた方でこれからの上達を目指している方→10~20万円
③それなりにクラシックを弾いたり本格的な曲を弾く方→20~30万円
④これからピアノを習うお子様→20~30万円
以上になります。
ご自身の目的に合った電子ピアノを選び、実際に店舗に行って触ってみてから購入することをおススメします。
本当に自分で決められない場合はピアノを習っている方は先生にピアノ選びに付き合ってもらうか、相談してみてください。
きっといいアドバイスがもらえると思います。
電子ピアノを買うことは決してお安い買い物ではないので、私は生徒の方がピアノ選びに迷っていたら一緒に店頭まで行ってピアノ選びを手伝っています。
この記事を参考にご自身の目的に合った電子ピアノをご検討してみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。