ピアノ教本

ピアノ初心者、入門者、導入におすすめの子供向けの教本

須藤ピアノ教室の須藤広大です。

今日はいろいろセミナーに参加したり、DVD受講、教材研究などで
実際に使ってみたいなと思ったピアノ教本のおすすめを、紹介したいと思います。

今回ご紹介する教本は、ピアノを始めて習う子供の方、導入期の未就学児の方、小学生低学年の方まで
使える教本となっておりますので、是非参考にしてくださると嬉しいです。

それでは早速紹介していきたいと思います。

バスティンピアノパーティー

バスティンのピアノ教本は
ピアノパーティー、パフォーマンスパーティー、聴音楽典パーティーと
3冊に細分化されているのが特徴です。

ピアノパーティーでは楽譜を読みながら弾く作業を、
パフォーマンスではパーティーで習ったことの復習を、
楽典聴音ではその名の通り楽典と聴音を、総合的に学ぶことができます。

またバスティンの特徴としては、全調メソッドとして知られていて、
パーティーシリーズが終わるまでに、12調をマスターすることを目標としています。

総合的に学べる教本のため、ピアノの先生でも使ってる方が多い教本になります。

対象年齢は4歳から~使える教本だと思います。

プレピアノランド

こちらの教本はピアノ弾く前の、準備を相対的に学べる教本です。

こちらの教本の著者は、2段階導入法という独自の、メソッドを生み出した方です。

2段階導入法とは、第1段階で聴く、歌う、動く、見るの4つの柱をひとつづつ伸ばし、
それぞれの能力が向上したところで、2つ、3つ、4つと次第に統合していきます。

第2段階では第1段階で学んだことを生かし、シンプルで易しい曲を美しく仕上げていくことで、
少しずつ音楽力をつけていくというものです。

こちらの教本はリトミックからピアノに触れるときの、つなぎとしても使える教本になっています。

対象年齢は3歳~使えると教本だと思います。

ぷれまいぴあの まいぴあの

こちらの教本は実際にセミナーに行き、著者の話を聞いてきた教本です。

この本の特徴はまず本の中に書いてある絵と曲が、
毎ページ違う画家と作曲家に、お願いしているので、
いろんなタッチの絵と曲に触れることができます。

基本的には教本は1冊通して、同じ画家の方が絵をかいていたり、
同じ作曲家の方が作曲しているため、絵や曲が同じようになってしまいます。

そんなデメリットを改善したのが、このまいぴあのシリーズです。

さらにこの教本はまだ骨格が発達していない小さい子が使うことを想定しているので、
導入の弾き方はクラスターでの導入になっています。

これはとてもいいことで、小さいころから指の形を意識しないで弾いていると、
必ず変な弾き方の癖がつきます。

弾き方は癖がついてから直すのが、難しいので初めのうちから、
正しい手の形で弾くことが大切です。

対象年齢は3歳~使える教本だと思います。

ロシアメソッドによる初級テキスト

こちらの教本はロシアメソッドに基ずいてつくられた教本です。

ロシアメソッドではイメージした音色を、
生み出せるテクニックを得ることを目的とします。

美しくうたえる1音を1本の指で、弾くことを導入の目的としています。

5本の手の中で一番安定している、3の指を使って理想的な手の形と、打鍵方法を覚えることができます。

3の指から始まり、2の指、4の指、1の指、5の指と学んでいきます。

こちらの教本のプレピアノレッスンも、3歳~から使うことで自分の音をよく聴き、
手に伝わる感覚を小さいうちから体験させることで、手の変な癖がつくのを防ぐことができると思います。

まとめ

以上おすすめの4冊をご紹介しました。

あくまでこれは私がいろいろ教本を研究してきて、いいなと思った教本をご紹介しただけなので、
ピアノの先生1人1人自分で教本をよく吟味して自分の指導にあった教本を、
選ぶことが大切だと思います。

また各教本それぞれメリットやデメリットがありますので、
それを補えるように教本を組み合わせて使ってみたください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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